進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ

中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2019.01.30

この記事の関連大学

中部大生の認知症研修に一役 模擬患者養成 初の講座

認知症の患者を演じる高齢者と話をする学生たち=愛知県春日井市の中部大で

認知症の患者を演じる高齢者と話をする学生たち=愛知県春日井市の中部大で

 認知症を正しく理解し、患者の感情や行動を演技で再現する模擬患者の養成講座が10日から29日まで、愛知県春日井市の中部大で開かれた。

 同大生命健康科学部保健看護学科が初めて開催。医療現場で増えている認知症患者との対面に備え、学生たちの事前研修に協力してもらう患者役を確保するのが狙い。

 講座には60〜80代の15人が参加し、模擬患者の役割や心得、演技の方法を7回に分けて学んだ。施設へ出掛けて実際の認知症患者と触れ合う時間もあり、症状や心情への理解を深めた。

 最終日の29日は保健看護学科の学生を相手に患者を演じた。

 受講生は、天気が崩れて不安に思う施設入所の元漁師(もしくはその妻)という設定で学生と対面した。「自分の船を確かめに行く」と落ち着かずに歩き回る患者役の受講生に対して、学生たちは「心配ですよね」「どんな船なんですか」と思いを否定することなく話を聞いた。

 受講生(65)=小牧市城山=は「自分もいずれ認知症になるかもしれないので、正しく理解したいという思いから参加しました。模擬演技が学生の役に立ったらうれしい」と話した。中部大3年の野竹由記さん(21)は「授業で習ってどういう症状かは理解していたが、模擬でもどうすれば良いか分からなくなってしまった。(2月の実習本番では)今日学んだことを生かしたい」と話した。

 (高岡涼子)

(2019年1月30日 中日新聞朝刊近郊版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ