韓国語でスピーチする水野さん＝名古屋市中村区の愛知大名古屋キャンパスで

　日韓両国の未来や絆について相手国の言葉で語る「韓日スピーチコンテスト」が２１日、名古屋市中村区の愛知大名古屋キャンパスであり、県内の高校生、大学生や社会人ら１７人が思いを語った。

　「私が想（おも）う日本と韓国の未来」などをテーマに、１人５分以内で発表。愛知大国際コミュニケーション学部４年の水野真花（まなか）さん（２２）は「韓国のアイドルを好きになったことをきっかけに、私にとって韓国は大切な意味を持つ国になりました」と韓国語で説明した。

　同大経営学部４年の山田匠華さん（２１）は韓国へ半年間留学した経験を振り返り、「デジタルツールを活用して迅速な市場調査を行う韓国の学生の意思決定と実行力に驚いた」と流ちょうな韓国語で話した。

　日韓国交正常化６０周年を記念し、駐名古屋韓国総領事館と日韓経済文化交流協会が主催した。

◇主な受賞者の皆さん
最優秀賞　正司樹梨（桜花学園大）
日韓経済文化交流協会長賞　金芝永（愛知大）

（2025年6月22日　中日新聞朝刊県内版より）