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学生活動 2019.01.13
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こまつ町家 どう守る 金沢工大、明大院生が発表会
小松市大文字町で伝統的な建造物の保存や町づくりを研究している明治大大学院と金沢工業大大学院の院生らが12日、同市龍助町の町家ハウスRyusukeで研究成果を発表した。地域住民ら30人が参加し、意見を交わした。
市は中心部に残る特徴的な町家を「こまつ町家」として認定しており、大文字町にも多く保存されている。
「町家継承、更新のための蔵」と題した明治大大学院生は、町家の解体で生じた古材や建具などを再利用するため、保存、展示する蔵を造る案を発表した。院生は「解体によって人の新しいネットワークもできる」と説明。発表後、参加者からは「解体の技術継承という視点もあっていい」といった意見が上がった。
金沢工業大の院生8人は、こまつ町家の構造調査や伝統木造建築の耐震性評価をテーマに発表していた。両大の研究は2年目。2017年度は三日市町を舞台に提案した。 (竹内なぎ)
(2019年1月13日 中日新聞朝刊かが白山版より)
市は中心部に残る特徴的な町家を「こまつ町家」として認定しており、大文字町にも多く保存されている。
「町家継承、更新のための蔵」と題した明治大大学院生は、町家の解体で生じた古材や建具などを再利用するため、保存、展示する蔵を造る案を発表した。院生は「解体によって人の新しいネットワークもできる」と説明。発表後、参加者からは「解体の技術継承という視点もあっていい」といった意見が上がった。
金沢工業大の院生8人は、こまつ町家の構造調査や伝統木造建築の耐震性評価をテーマに発表していた。両大の研究は2年目。2017年度は三日市町を舞台に提案した。 (竹内なぎ)
(2019年1月13日 中日新聞朝刊かが白山版より)