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中日新聞掲載の大学記事

2013.09.19

豊橋技科大 国立大初 海外キャンパス マレーシアに12月開設 現地企業で学生訓練

 豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)は、12月にマレーシア・ペナン州に海外キャンパス「TUTペナン校(仮称)」を開設する。国立大で海外キャンパスを持つのは初めて。同大が18日、発表した。

 2014年度から毎年約50人の学生が半年ほど現地滞在し、語学研修や企業の製造現場で実務訓練を積む。

 豊橋技科大の学生は原則として大学院へ進学する。4年生の1月から、大学院の修士1年生の6月までを派遣期間に当てる予定。キャンパスは現地の家屋を借り、改装して活用する。本格運営を前に来年1月から2カ月間、4年生20人弱が現地入りし、ソニーや東レなど現地の受け入れ先企業の製造ラインに入る。

 ペナン州はマレーシア有数の工業地帯で、首都クアラルンプールから北西に約350キロ。電子機器や化学など各国企業の生産拠点が集中している。

 将来的には、東南アジアの優秀な学生や教授などの人材確保を目指すという。

(2013年9月19日 中日新聞朝刊3面より)
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