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音楽がつなぐ 地域交流の場 太田川駅前 日福大東海校舎の学生

ギターの音色とともに、歌を歌う学生たち=東海市の名鉄太田川駅前で
企画しているのは、同大東海キャンパスのバンド部「Over the light」(オーバーザライト)の学生たち。楽器を通じて多世代の交流ができればとの思いで、2年前から半年に1回ほど開催している。交流会の名前は「楽器 de ハングアウト」。
太田川駅西の大屋根広場で午後6時から1時間半ほど、車座になってギターなどを弾きながら、流行曲や沖縄の民謡など好きな歌を歌い、参加者同士で自由に会話も楽しむ。誰でも無料で参加でき、多いときで30人が集まるという。
代表の同大経済学部2年の中野貴文さん(20)=刈谷市=は「僕たち学生が企画した催しで、音楽を通して地域を盛り上げられた」と手応えを語る。
5月下旬にも開かれ、仕事帰りの人たちが歩く駅前に、ギターやウクレレの音色を響かせ、Jポップなどを歌った。同大1年の相川直諒(なおあき)さん(19)=武豊町=は「高校まで水泳部に入っていたが、大学では音楽をやりたいと思い、バンド部に入った。いろんな人とコミュニケーションを取れる交流会は楽しい」と話した。
大学も後押ししている。同大地域連携コーディネータ村松愛子さんは「学生と地域をつなげることで、地域貢献になれば」と期待する。次回の開催は未定だが、予定や情報などはフェイスブック「日本福祉大 Cラボ」で検索できる。
(問)村松さん=080(8979)7394
(2019年6月8日 中日新聞朝刊知多版より)