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中日新聞掲載の大学記事

スポーツ  2018.12.11

知多半島で東海学生駅伝 女子・名城大A圧勝 男子は名大A2位

 第80回東海学生駅伝対校選手権大会と第12回東海学生女子駅伝対校選手権大会(ともに東海学生陸上競技連盟、中日新聞社主催)が9日、知多半島で開かれた。県勢の女子は名城大Aが優勝し、12連覇を果たした。男子の最高は、名古屋大Aの2位だった。

 愛知、岐阜、三重、静岡各県から女子は13校が参加。名城大Aは全員が区間賞の走りで1区から首位を守り切った。中京大Aは2位に入った。

 男子は19校が出場。県勢は名古屋大Aが2位、愛知工業大が3位、至学館大が4位、愛知教育大が6位だった。優勝は三重県の皇学館大で、連覇を果たした。

 知多半島の沿岸を時計回りに巡るコース。男女とも武豊町の武豊緑地を出発して南へ向かい、女子は南知多町の魚ひろばまでの5区間26.6キロ。男子は魚ひろばから半島の西側を北上し、半田市の半田運動公園陸上競技場までの7区間63.5キロで競った。

■女子・名城大A全員区間賞 12連覇に花

 女子の名城大Aは全員が区間賞の圧倒的な走りで、第1回大会から続く12連覇を成し遂げた。

 アンカーの小森星七(せな)選手(2年)は、落ち着いた走りでゴールテープを切った。昨年も出場し、2区で区間賞を取った。今年、アンカーとして走った5区は最も長い8.1キロで、前半の起伏が激しいコース。「前半は風も強くて苦しかったけれど、後半は落ち着いて走れた」と振り返った。

 2区を走ったキャプテンの青木和(のどか)選手(4年)は「チームの伝統があるので、この大会では絶対に負けられないという思いがあった。まだ課題もあるけれど、勝てたことはよかった」と話した。次のレースは30日に静岡県である富士山女子駅伝。「この大会でいいレースができたので、(富士山女子駅伝では)初優勝して日本一になりたい」と意気込んだ。(垣見窓佳)

◇東海学生駅伝

 【入賞チーム】(1)皇学館大A3時間17分15秒(2)名古屋大A3時間18分25秒(3)愛知工業大3時間21分2秒(4)岐阜経済大3時間25分22秒(5)至学館大3時間27分11秒(6)愛知教育大3時間27分55秒
 【区間賞】1区 西尾文吾(名大A)25分47秒▽2区 川瀬翔矢(皇学館大A)30分59秒▽3区 上村直也(同)24分45秒▽4区 塚本亮司(名大A)26分47秒▽5区 国司寛人(同)32分14秒▽6区 金谷智顕(皇学館大A)17分14秒▽7区 上村一真(同)37分59秒

◇東海学生女子駅伝

 【入賞チーム】(1)名城大A1時間29分1秒(2)中京大A1時間31分1秒(3)中京学院大1時間34分7秒
 【区間賞】1区 加藤綾華(名城大A)11分53秒▽2区 青木和(同)25分44秒▽3区 玉城かんな(同)19分3秒▽4区 松浦佳南(同)15分53秒▽5区 小森星七(同)28分21秒

(2018年12月11日 中日新聞朝刊16面より)

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