準決勝ではつらつとプレーする至学館大ナイン＝岐阜県可児市のカヤバスタジアムで

　女子硬式野球の「中部女王」を決める新たな大会「第１回中日ドラゴンズクイーンズカップ２０２５センターリーグ夏季トーナメント」の決勝が１５日午前、バンテリンドームナゴヤで行われ、至学館大（愛知県）と福井工業大（福井県）が対戦する。

　３日に岐阜県可児市で行われた準決勝で、至学館大は、全国高校女子硬式野球選手権で準優勝した岐阜第一高と対戦。同点で迎えた最終回、走者が盗塁と敵失で生還して３－２で競り勝った。福井工業大は、東海大静岡翔洋高（静岡県）と決勝進出を争った。中盤以降に打線がつながり、５－１で制した。

　大会は中日ドラゴンズ、中日新聞社などが中部女子硬式野球連盟と開催。愛知、岐阜、三重、静岡、福井の５県から高校、大学、クラブの１３チームが出場した。（山本真士）

（2025年8月14日　中日新聞朝刊県内総合版より）