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お知らせ  2025.11.28

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パラバドが生む 交流と自信 至学館大で伊藤さん授業

競技用の義足で軽やかなフットワークを見せる伊藤さん=大府市横根町の至学館大で

競技用の義足で軽やかなフットワークを見せる伊藤さん=大府市横根町の至学館大で

 至学館大(大府市横根町)で24日、東京パラリンピックのバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した伊藤則子さん(49)=中日新聞社=が授業に登壇し、これまでの歩みを振り返りながら、パラスポーツの魅力などを語った。

 伊藤さんにとってパラバドミントンは、健康や体力維持のほか、人との交流や自己表現にもつながっていると紹介。「ないものを補って、あるものを高めることが自信につながる」と呼びかけた。

 来年のアジア・アジアパラ大会(愛知・名古屋大会)についても、「常にピリピリした緊張感のあるアジア大会と、試合以外では和気あいあいとしたパラの2大会の雰囲気を感じられる」とアピールした。

 授業は健康スポーツ科学科の1年生約170人が受講。杉浦吏野さんは「まだやりたいことが見つけられず焦っていたが、伊藤さんは大学4年生でバドミントンに出合ったと聞き、これから見つけられたら良いなと安心した」と話した。(和泉萌花)

(2025年11月28日 中日新聞朝刊知多総合版より)
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