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学生活動  2018.08.10

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たけ たたけ 大合奏 西尾・こどもの国 あすから「ボン祭」

コンサートに向けて「タケンバ」の準備を進める学生ら=西尾市東幡豆町の愛知こどもの国で

コンサートに向けて「タケンバ」の準備を進める学生ら=西尾市東幡豆町の愛知こどもの国で

 子どもたちにアート体験をしてもらう催し「ボン祭(さい)」が11日から、西尾市東幡豆町の愛知こどもの国で開かれる。メインイベントは同日に県立芸術大の学生らが、こどもの国に生えている竹でつくった楽器を演奏するコンサート。メンバーは「集まった人と一緒に踊って、たたいて、楽しめるステージにしたい」と意気込んでいる。(宇佐美尚)

 コンサートには同大の学生や卒業生、教員の計15人が参加する。長さ3〜5メートルの竹を扇状に並べた楽器をつくる計画。マリンバならぬ「タケンバ」と名付け、ハンマーでたたいて音を出す。9日には学生らが汗だくになって、切り出した竹の節を取り除くなどの準備を進めた。

 当日は、ほかの楽器も取り入れ、竹林に設けた会場で、オリジナル曲や、「七夕まつり」といった唱歌をサンバ調にアレンジした曲など10曲を披露する。集まった人に竹の棒を配って一緒に演奏したり、生えている竹をたたいたりして盛り上げる計画という。

 作曲を学んでいる同大大学院2年の吉田翠葉(すいは)さん(24)は「オリジナルの楽器を使って、子どもたちと一緒に楽しみたい」と話した。コンサートは午後1時から。終了後は、タケンバをたたいて遊ぶこともできる。

 「ボン祭」は19日まで開かれ、このほかに6種類の工作が楽しめる「ボン祭アートツアー」を毎日開催。お面や牛の模型をつくる体験(12、13日)と、それらを使ったパフォーマンス付きのキャンプファイア(14日)なども予定されている。いずれも参加無料。(問)愛知こどもの国=0563(62)4151

(2018年8月10日 中日新聞朝刊西三河版より)

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