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2017.08.19
中部大でチョウ標本展 名古屋 愛好家が収集、寄贈
元東海大理学部物理学科特任教授で、チョウ愛好家の藤岡知夫さん(82)らが集めた標本を展示した「藤岡コレクションと愛知県のチョウ」が、名古屋市中区千代田の中部大名古屋キャンパスで開かれている。31日まで。
展示会が開催されている「蝶(ちょう)類研究資料館」は、昨年オープンし、展示会は2回目。藤岡さんから同大学に寄贈されている標本1700箱、約22万匹のチョウの一部を展示。また「三河昆虫研究会」役員の杉坂美典(よしのり)さん(65)から提供された「ギフチョウ」や、1000万匹に1匹とも言われる雄と雌の両方の個体の特徴を持つ「雌雄モザイク」の「モンキチョウ」ほか、約30種の変種も展示している。
昨年に続き、同展示会を訪れた中区の男性(50)は「毎年、桜の季節になるとギフチョウを採集していました」と標本に見入っていた。
同展示会には、42種類のチョウが画面に映し出される「バーチャルモニター」も設置。「ギフチョウ」と「ルリタテハ」の2匹は、画面を操作しながら上下左右から立体画像が見られる。(板倉陽佑)
(2017年8月19日 中日新聞朝刊近郊版より)
展示会が開催されている「蝶(ちょう)類研究資料館」は、昨年オープンし、展示会は2回目。藤岡さんから同大学に寄贈されている標本1700箱、約22万匹のチョウの一部を展示。また「三河昆虫研究会」役員の杉坂美典(よしのり)さん(65)から提供された「ギフチョウ」や、1000万匹に1匹とも言われる雄と雌の両方の個体の特徴を持つ「雌雄モザイク」の「モンキチョウ」ほか、約30種の変種も展示している。
昨年に続き、同展示会を訪れた中区の男性(50)は「毎年、桜の季節になるとギフチョウを採集していました」と標本に見入っていた。
同展示会には、42種類のチョウが画面に映し出される「バーチャルモニター」も設置。「ギフチョウ」と「ルリタテハ」の2匹は、画面を操作しながら上下左右から立体画像が見られる。(板倉陽佑)
(2017年8月19日 中日新聞朝刊近郊版より)