進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2015.05.05

卓球 「世界で勝つ男になる」 混合複・銀 愛工大の吉村帰国

 世界選手権個人戦の混合ダブルスで、日本勢38年ぶりの銀メダルに輝いた吉村真晴(まはる、愛工大)が4日、中国から中部国際空港に帰国し、出迎えた愛工大のチームメートから祝福を受けた。同種目の日本勢で46年ぶりの優勝はならなかったが、強敵を撃破しての銀メダル獲得に「率直にうれしいと最初に思った」とあらためて喜びをかみしめた。

 4年前から石川佳純(全農)とペアを組む。抜群の連係が光った快進撃について「どんな場面でも自分たちを信じて、あきらめずにやろうと話していたことが、粘り強さや攻撃的なプレーにつながった」と振り返った。

 大会前には日本チームのスタッフが編集したビデオで、父の弘義さんから「体調に気を付けて、メダルを取ってこい」とのメッセージが送られたと明かし、「自分のパワーになった」と喜んだ。

 期待される来年のリオデジャネイロ五輪には「今回は混合ダブルスだったが、個人の実力を上げてシングルスで出たい。メダルで自信がついたので、もっと上に向けて練習し、世界で勝てる男になりたい」と話した。

(2015年5月5日 中日新聞朝刊22面より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ