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学生活動 2025.07.31
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SNSで川越の魅力発信を 四日市大生、町へ政策提言

提言を発表する学生=川越町役場で
町は本年度、第7次総合計画後期基本計画を策定している。若者の意見を計画に反映させようと、町が同大に依頼し、学生が町の現状や課題を調べる「若者会議」を立ち上げて4~7月に研究した。
町役場であった提言の報告会には木村光宏副町長ら20人が出席し、学生は「若者にとって暮らしたいまち、働きたいまちとは?」をテーマに報告。若者を呼び込むためには地域の魅力を継続的に発信して知ってもらうことが必要だとして、短編動画を投稿する「TikTok(ティックトック)」の活用を提案した。
発表した岡村虹輝さん(20)は「町の課題を探して解決案を提言でき、達成感がある。若者の視点で何かできるのであれば、今後も頑張りたい」と話した。木村副町長は「行政的な考えにとらわれないさまざまな立場や世代との意見交流は大切だと実感した」と述べた。
町は昨年3月、同大と包括連携協定を結んでいる。(秋田耕平)
(2025年7月31日 中日新聞朝刊北勢版より)