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2013.06.29
縁ある都市楽しく紹介 大府市役所 保育士志望者ら 子どもの好み意識
■現在「岩手・遠野市」 2カ月ごと変更
至学館大(大府市)の1年生54人が、大府市が交流する国内とオーストラリアの4市1村を紹介する市役所6階の一角をにぎやかに模様替えした。保育士を目指し、子どもたちを楽しませようと学ぶ技術と熱意を生かした。「通った時に目を引くようにしたい」と今後も工夫を重ねる。(出口有紀)
■至学館大生がコーナー一新
この一角は食堂への通路脇に市が1月に設けた。友好都市の岩手県遠野市のほか、交流都市の長野県王滝村、新城市、滋賀県長浜市、姉妹都市のオーストラリア・ポートフィリップ市を紹介するパネルを壁に掛け、自由に見てもらっていた。
市の担当者は「これだけでは寂しい感じ。親子も多数通る場所なので、より多くの皆さんが興味を引く内容にしたい」と、連携協定を結ぶ至学館大に協力を依頼。学生らが4月中旬から友好都市、交流都市を詳しく調べ、創意工夫で壁の装飾を制作した。材料費は市が負担する。
一角は6月に入って一新され、7月末までは遠野市がテーマ。学生たちは遠野市で盛んな伝統芸能「しし踊り」の風景を色紙などを使って壁面に再現。遠野のかっぱ伝説にちなんだかっぱの人形もコーナー入り口に置いた。この人形は高さ82センチ、幅55センチ。学生たちが、集めた牛乳パック150個で作った。トイレットペーパーの芯を再利用して作ったちょうちんなども飾った。
神戸広机(かんべひろき)さん(18)=愛西市北一色=は「かっぱ人形は子どもたちが押しても倒れないよう、あえて重くし、座らせて安定性を高めた。遠野を知るきっかけになれば」と話す。
展示は2カ月ごとに替え、8月からは王滝村を紹介する。
(2013年6月29日 中日新聞朝刊知多総合版より)
至学館大(大府市)の1年生54人が、大府市が交流する国内とオーストラリアの4市1村を紹介する市役所6階の一角をにぎやかに模様替えした。保育士を目指し、子どもたちを楽しませようと学ぶ技術と熱意を生かした。「通った時に目を引くようにしたい」と今後も工夫を重ねる。(出口有紀)
■至学館大生がコーナー一新
この一角は食堂への通路脇に市が1月に設けた。友好都市の岩手県遠野市のほか、交流都市の長野県王滝村、新城市、滋賀県長浜市、姉妹都市のオーストラリア・ポートフィリップ市を紹介するパネルを壁に掛け、自由に見てもらっていた。
市の担当者は「これだけでは寂しい感じ。親子も多数通る場所なので、より多くの皆さんが興味を引く内容にしたい」と、連携協定を結ぶ至学館大に協力を依頼。学生らが4月中旬から友好都市、交流都市を詳しく調べ、創意工夫で壁の装飾を制作した。材料費は市が負担する。
一角は6月に入って一新され、7月末までは遠野市がテーマ。学生たちは遠野市で盛んな伝統芸能「しし踊り」の風景を色紙などを使って壁面に再現。遠野のかっぱ伝説にちなんだかっぱの人形もコーナー入り口に置いた。この人形は高さ82センチ、幅55センチ。学生たちが、集めた牛乳パック150個で作った。トイレットペーパーの芯を再利用して作ったちょうちんなども飾った。
神戸広机(かんべひろき)さん(18)=愛西市北一色=は「かっぱ人形は子どもたちが押しても倒れないよう、あえて重くし、座らせて安定性を高めた。遠野を知るきっかけになれば」と話す。
展示は2カ月ごとに替え、8月からは王滝村を紹介する。
(2013年6月29日 中日新聞朝刊知多総合版より)