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学生活動 2023.12.19
自然と共生する社会へ 「子どもの興味が大事」 東海でフォーラム 大学生が提言
知多半島における生物多様性をテーマにしたフォーラムが15日、東海市中央町の商工センターであった。環境問題に取り組む学生が、自然と共生する社会の実現にむけて実現したい活動を発表した。
登壇したのは、ともに学生団体「命をつなぐプロジェクト学生実行委員会」のメンバーで、大同大建築学科3年の加々美薫さん(21)と、人間環境大環境科学科3年の深津知希さん(20)。知多半島臨海部の企業緑地で、生態系の形成を目指す取り組みをしている。
2人は、自然と共生する社会の実現には「環境問題について子どもたちに興味を持ってもらうのが大事」と指摘。「学生が出前講座のような形式で自然観察会を実施し、子どもが自然に触れられる環境を整えたい」と述べ、「環境問題へのアクションを自発的に起こせる人材育成のきっかけにしたい」と話した。
フォーラムは環境問題などの情報発信をする地域環境調査研究センター(名古屋市)が主催。約30人が参加し、全国で多発するクマやイノシシなどの害獣問題や、自然との共生に関する知多半島の先進的な取り組みをまとめた映像の放映もあった。 (高橋貴仁)
(2023年12月19日 中日新聞朝刊知多総合版より)
登壇したのは、ともに学生団体「命をつなぐプロジェクト学生実行委員会」のメンバーで、大同大建築学科3年の加々美薫さん(21)と、人間環境大環境科学科3年の深津知希さん(20)。知多半島臨海部の企業緑地で、生態系の形成を目指す取り組みをしている。
2人は、自然と共生する社会の実現には「環境問題について子どもたちに興味を持ってもらうのが大事」と指摘。「学生が出前講座のような形式で自然観察会を実施し、子どもが自然に触れられる環境を整えたい」と述べ、「環境問題へのアクションを自発的に起こせる人材育成のきっかけにしたい」と話した。
フォーラムは環境問題などの情報発信をする地域環境調査研究センター(名古屋市)が主催。約30人が参加し、全国で多発するクマやイノシシなどの害獣問題や、自然との共生に関する知多半島の先進的な取り組みをまとめた映像の放映もあった。 (高橋貴仁)
(2023年12月19日 中日新聞朝刊知多総合版より)