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お知らせ 2022.06.24
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ウクライナの子 支援を 東海市で川口さん 日福大生に向け講演
ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナの出身で、日本ウクライナ文化協会(名古屋市)の理事長を務める川口リュドミラさん(42)の講演が22日、東海市芸術劇場であり、日本福祉大国際福祉開発学部の学生約150人が耳を傾けた。
1年生と2年生のゼミ活動の一環として開いた。川口さんは、人口や面積などの基本的な情報や歴史を解説した上で、現在のウクライナの状況を説明。「明後日で戦争が始まってから4カ月になるが、最近ニュースも少なくなってきている」と涙ながらに語り、愛知県と岐阜県の人口を合わせた約1000万人が国内外に避難したと述べ、「愛知県と岐阜県の人がいなくなったら、皆さんどう思いますか」と問いかけた。「体の傷は治るけど、心の傷は治らない。避難してきた子どもたちは、平和な日本でも大変。文化協会は避難してきた人を助けようとしています」と話した。
学生からは「日本人ができることは何か」という質問があり、川口さんは「7月31日に名古屋市でイベントを開く。寄付金はウクライナのザポリージャの子どもたちの施設に贈ります」と協力を求めた。(高橋貴仁)
(2022年6月24日 中日新聞朝刊知多総合版より)
1年生と2年生のゼミ活動の一環として開いた。川口さんは、人口や面積などの基本的な情報や歴史を解説した上で、現在のウクライナの状況を説明。「明後日で戦争が始まってから4カ月になるが、最近ニュースも少なくなってきている」と涙ながらに語り、愛知県と岐阜県の人口を合わせた約1000万人が国内外に避難したと述べ、「愛知県と岐阜県の人がいなくなったら、皆さんどう思いますか」と問いかけた。「体の傷は治るけど、心の傷は治らない。避難してきた子どもたちは、平和な日本でも大変。文化協会は避難してきた人を助けようとしています」と話した。
学生からは「日本人ができることは何か」という質問があり、川口さんは「7月31日に名古屋市でイベントを開く。寄付金はウクライナのザポリージャの子どもたちの施設に贈ります」と協力を求めた。(高橋貴仁)
(2022年6月24日 中日新聞朝刊知多総合版より)