「回転チーズレストラン」のビジネスプランを発表するフランス人留学生たち＝日進市の名古屋商科大で

　日進市の名古屋商科大日進キャンパスで、全学部生を対象としたビジネスプランコンテスト最終プレゼンテーション大会が開かれた。開拓精神を持った人材育成を目的に商学部が今回初めて開催し、海外留学提携校の学生も合わせて２３件の応募があった。

　大会では、予選を通過した８件のプランを学生が発表。足に障害のある人でも足に合った好きなデザインの靴を購入できるアプリや、リサイクル促進のため小売店がプラスチック容器包装のごみを持ってきた人にクーポン券を配布するプランなどが披露された。

　同市の近藤裕貴市長や瀬戸信用金庫の水野和郎会長ら４人が審査員を務めた。最優秀賞には、ネオマビジネススクール（フランス）の留学生３人が発表した回転ずしのシステムを運用した「回転チーズレストラン」が選ばれた。

（2021年12月14日　中日新聞朝刊なごや東版より）