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詐欺被害の実態 中京大生が聞く 阿由知郵便局長に
防犯ボランティアに取り組む中京大(昭和区)の学生団体「あいちパトロールピーポー(APP)」は、ニセ電話詐欺の被害について理解を深めようと、名古屋阿由知郵便局(同区)で春日井秀和局長(58)にインタビューした。
中京大4年川越萌音さん(21)と3年山本詩音さん(20)が1日、高校生に向けて開くオンライン授業に生かすために参加。授業では、未成年者を詐欺に加担させないよう、若者の視点から詐欺の実態を伝えるという。
同局では5月末、70代の女性が電話をしながらATM(現金自動預払機)を操作していたところを春日井局長が発見。声を掛けたところ詐欺だと発覚し、現金の送金を防いだ。学生は、高齢者が被害に遭わないために若者ができることなどを質問。春日井局長は「自分の家族が詐欺にあったらどうしますか、ということをまず考えて」と話した。川越さんは「家族など身近な人を詐欺から守るため、同世代にコミュニケーションの必要性を広めたい」と話した。
インタビュー直前には、昭和署の杉山定義署長から同局に感謝状が贈られた。(大谷津元)
(2021年7月8日 中日新聞朝刊市民版より)
中京大4年川越萌音さん(21)と3年山本詩音さん(20)が1日、高校生に向けて開くオンライン授業に生かすために参加。授業では、未成年者を詐欺に加担させないよう、若者の視点から詐欺の実態を伝えるという。
同局では5月末、70代の女性が電話をしながらATM(現金自動預払機)を操作していたところを春日井局長が発見。声を掛けたところ詐欺だと発覚し、現金の送金を防いだ。学生は、高齢者が被害に遭わないために若者ができることなどを質問。春日井局長は「自分の家族が詐欺にあったらどうしますか、ということをまず考えて」と話した。川越さんは「家族など身近な人を詐欺から守るため、同世代にコミュニケーションの必要性を広めたい」と話した。
インタビュー直前には、昭和署の杉山定義署長から同局に感謝状が贈られた。(大谷津元)
(2021年7月8日 中日新聞朝刊市民版より)