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学生活動  2021.05.25

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大府で個別接種始まる 35医療機関

集団接種に訪れた高齢者を案内する実習生(右)=大府市保健センターで

集団接種に訪れた高齢者を案内する実習生(右)=大府市保健センターで

 大府市で24日、新型コロナウイルスの個別接種が市内35の医療機関で始まった。市企画広報課では「集団接種と比較して予約は取りやすいので、活用してもらいたい」としている。空き状況は厚生労働省が開設した情報サイト「コロナワクチンナビ」で確認できる。

 22日からは、市の集団接種で市内に学部がある人間環境大看護学部の学生たちが実習として事務に従事している。土日を中心に1日6~10人程度の学生が会場入り口での接種者の体温測定、手指消毒への誘導、問診事項の確認などを行っている。

 市健康増進課によると、当初は大学にアルバイトの募集を打診したが、大学側から実習として学生を参加させたいという申し出があり、受け入れた。

 同学部の桜井香准教授は「現在、コロナの影響で病院実習の受け入れが厳しい状況で困っていたが、こういう機会をもらえた。地域貢献もできて良かった」と話す。2年生の学生112人が6月末までに実習する予定。

 初日に市保健センターで実習した竹村友希さん(21)は「将来は看護師を目指しているので貴重な体験ができた」と語った。(栗山真寛)

(2021年5月25日 中日新聞朝刊知多版より)

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