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中日新聞掲載の大学記事

2010.05.24

『四季感じる街に』『本物のモノ残そう』 100年後の名古屋大学生ら話し合う

■開府400年 研究会スタート

 名古屋開府400年を記念し、学生に100年後の未来を話し合ってもらう研究会が23日、中区金山町の名古屋都市センターで始まった。初回は大学生と大学院生23人が意見を出し合った。

 学生らは5班に分かれて話し合いをスタート。各班にはそれぞれ、「『粋・生きした豊かな暮らし』を楽しむ」「『多彩な拠点』に賑(にぎ)わいと創造性を呼び込む」などのテーマが与えられ、2時間にわたって意見を交換した。

 各班の話し合いでは、学生らが「四季の変化が感じられる街にしたい」「散歩が楽しい街にすれば、それが自然に観光につながる」などと提案。最後に各班が話し合いの内容を順に報告した。

 椙山女学園大4年の古儀莉穂さん(21)は「本物のモノをたくさん残せば、名古屋はもっと愛着のわく街になると思う」と話していた。

 研究会は市などが主催。学生らは6月と8月にも研究会を重ね、未来の都心や移動交通手段などについてイメージ図を作成したり、実現方法を考案したりする。10月末に研究成果を発表する。 (中村禎一郎)

(2010年5月24日 中日新聞朝刊市民版より)
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