表彰式に出席した奥野春菜（左）ら

　至学館大出身、在学でレスリング世界選手権女子５３キロ優勝の奥野春菜、５５キロ級優勝の向田真優、５９キロ級優勝の川井梨紗子、６２キロ級準優勝の川井友香子、６５キロ級３位の源平彩南に２５日、同大のある愛知県大府市からスポーツ功労賞が贈られた。

　昨年の６０キロ級に続く世界選手権２連覇の川井梨は「今回は今までと違った緊張感、試合に対する怖さがあったが、それでも勝てて自信になった。これからが本番なので頑張りたい」と２０２０年東京五輪に向けた決意を披露した。五輪代表争いが本格化する１２月２０日開幕の全日本選手権（東京・駒沢体育館）では五輪４連覇の伊調馨と同じ５７キロ級にエントリー。１６年リオデジャネイロ五輪女子６３キロ級金メダルの川井梨は「厳しい戦いになると思うが、しっかり頑張っていきたい」と話した。

（2018年11月26日　中日スポーツ9面より）