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イベント 2018.07.27
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子どもの熱中症 大人が防げ 日進で藤田保健衛生大が講座
日進市は26日、藤田保健衛生大(豊明市)の協力を受け、教育関係者や市職員向けに「熱中症対策講習会」を市中央福祉センターで開いた。
保育士や教職員、消防職員ら80人が参加。救急総合内科の加藤千紘医師が、熱中症から子どもを守る方法を指導した。
子どもは体温調節機能が未熟で、照り返しの影響も受けやすいと説明。自分の体調が悪いことを表現できなかったり、言い出しにくかったりすることから「周りの大人がよく観察をしてあげて」と呼び掛けた。
熱中症の応急処置では、風を当てて体を冷やし、経口補水液で水分や塩分を補給する方法を紹介した。学校や園などで特殊な温度計で暑さ指数(WBGT)を測り、指数を基に活動を決めることも勧めた。
市こども課の指導保育士、岡本裕美さんは「暑い日が続く中、園児を外で遊ばせたりプールに入れたりしていいものか判断に迷うことがあった。暑さ指数を測れる温度計の導入も考えていきたい」と話した。(森若奈)
(2018年7月27日 中日新聞朝刊なごや東版より)
保育士や教職員、消防職員ら80人が参加。救急総合内科の加藤千紘医師が、熱中症から子どもを守る方法を指導した。
子どもは体温調節機能が未熟で、照り返しの影響も受けやすいと説明。自分の体調が悪いことを表現できなかったり、言い出しにくかったりすることから「周りの大人がよく観察をしてあげて」と呼び掛けた。
熱中症の応急処置では、風を当てて体を冷やし、経口補水液で水分や塩分を補給する方法を紹介した。学校や園などで特殊な温度計で暑さ指数(WBGT)を測り、指数を基に活動を決めることも勧めた。
市こども課の指導保育士、岡本裕美さんは「暑い日が続く中、園児を外で遊ばせたりプールに入れたりしていいものか判断に迷うことがあった。暑さ指数を測れる温度計の導入も考えていきたい」と話した。(森若奈)
(2018年7月27日 中日新聞朝刊なごや東版より)