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2017.12.01

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至学館大女子硬式野球部 三輪さん けが克服 プロのマウンドへ

 至学館大(大府市横根町)女子硬式野球部の三輪裕子投手(19)=短大部2年=が、日本女子プロ野球リーグの入団テストに合格した。肩や腰のけがを乗り越えてたどり着いた目標。「勝負どころで三振の取れる、観客を沸かせられる投手になりたい」と意気込む。(宮崎正嗣)

 三輪さんは豊田市出身。6歳の時に兄の影響で野球を始め、中学では男子と一緒に軟式野球のクラブチームで汗を流した。高校は女子硬式野球部のある神村学園(鹿児島県いちき串木野市)に進み、主力投手として活躍した。

 プロを意識するようになったのは高校時代から。だが3年時に調子を落とし、肩も痛めた。「当時はテストを受けられる状態じゃなかった」。至学館大でも腰などのけがに悩まされたが、走り込みなどを増やして下半身の強化に取り組み、持ち味であるコントロールに磨きをかけた。

 けがから復帰し、今年初めて実戦のマウンドに上がったのは、9月にあった全国大学女子硬式野球選手権大会。2試合で先発し、チームの初優勝に貢献した。大会後、自分の投球に手応えを感じたこともあり、悩んだ末にプロの門をたたこうと決めた。

 入団テストは年2回開かれ、三輪さんは11月9、10日に京都市内であったテストに参加。ベースランニングや遠投、紅白戦などをこなし、三輪さんを含めて7人が合格した。

 女子プロ野球リーグは4チームで構成し、三輪さんの所属チームは来年1月ごろ決まる予定だ。現在、至学館大女子硬式野球部の出身選手は3人いる。三輪さんも「この大学からプロを目指す選手たちの目標になれるよう、頑張って結果を残したい」と力を込めた。

(2017年12月1日 中日新聞朝刊知多版より)

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