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中日新聞掲載の大学記事

2017.08.22

四日市市の政策評価検証委 市長に報告書 担当課を超え横の連携を

 四日市市の2016年度事業を検証した市民による委員会(委員長 岩崎恭典四日市大学長、10人)は、課の横の連携を求める報告書を森智広市長に提出した。

 市総合計画の第2次推進計画(14〜16年度)の151事業のうち18事業を選び、担当各課にヒアリングした。

 総括として「一つの事業に複数の担当課がある場合、成果が上がっているのか分かりづらい」と指摘。横の連携を意識し、補完し合うように求めた。

 個別事業で観光面では「北勢5市5町を含む『面』での誘客を検討する必要がある」と提言。富田の鳥出神社の祭礼「鯨船行事」に関し、昨年の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録を機に「支援に踏み込めるよう検討してほしい」とした。

 森市長は「報告書を熟読し、第3次推進計画(17〜20年度)に生かしたい」と話した。岩崎委員長が手渡した。

 委員会名は市政策評価検証委員会。企業の役員や自治会連合会長らで構成する。検証は09年に田中俊行前市長の方針を受け、公約を対象に始まり、2年前から事業評価に変わった。(大西里奈)

(2017年8月22日 中日新聞朝刊北勢版より)
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