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2017.01.29
地場企業の海外進出を後押し 県立大生、外国語で記事
地場企業の海外進出を後押ししようと、県立大(長久手市)で外国語を学ぶ学生たちが企業を取材し、魅力を紹介する外国語の記事を作った。28日には成果発表会が名古屋・栄の名古屋テレビ塔会議室であり、学生が企業担当者に記事を披露した。
学生は6〜8人ずつで4グループに分かれ、昨年10月から愛知、三重両県の酒造、毛織物メーカーなどを訪問。経営者へのインタビューや現場視察をして企業の魅力を探り、英語をはじめ得意の言語で記事にまとめた。
三重県志摩市の真珠養殖会社を取材したグループは、中国語などで記事を作成。中国人の訪日客が「日本産の質の高いものを求めている」と分析し、記事で「日本」という言葉を多用したことを紹介した。
発表した中国学科3年の荒木むつきさん(22)は「取材をして、真珠を作るのに多くの手間と時間がかかることに驚いた。冠婚葬祭だけでなく、もっと世界中の多くの人に手に取ってほしい」と願った。
記事は企業側とさらに内容を吟味し、企業のウェブサイトやパンフレット作成などに今後活用してもらう。発表を聞いた企業担当者は「日本語のサイトしか持っていないので、海外へのアピールに役立ちそう」と期待を語った。 (河北彬光)
(2017年1月29日 中日新聞朝刊県内総合版より)
学生は6〜8人ずつで4グループに分かれ、昨年10月から愛知、三重両県の酒造、毛織物メーカーなどを訪問。経営者へのインタビューや現場視察をして企業の魅力を探り、英語をはじめ得意の言語で記事にまとめた。
三重県志摩市の真珠養殖会社を取材したグループは、中国語などで記事を作成。中国人の訪日客が「日本産の質の高いものを求めている」と分析し、記事で「日本」という言葉を多用したことを紹介した。
発表した中国学科3年の荒木むつきさん(22)は「取材をして、真珠を作るのに多くの手間と時間がかかることに驚いた。冠婚葬祭だけでなく、もっと世界中の多くの人に手に取ってほしい」と願った。
記事は企業側とさらに内容を吟味し、企業のウェブサイトやパンフレット作成などに今後活用してもらう。発表を聞いた企業担当者は「日本語のサイトしか持っていないので、海外へのアピールに役立ちそう」と期待を語った。 (河北彬光)
(2017年1月29日 中日新聞朝刊県内総合版より)