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中日新聞掲載の大学記事

2017.01.29

起業家の卵 提案競う 金大生ら 講座の成果発表

 県内などの大学に通う学生が起業に必要な知識や方法を学ぶプログラム「いしかわ未来アカデミー」の発表会が28日、金沢大の角間キャンパスであり、起業を目指す学生が意識を高めた。

 同プログラムは金沢大や県などでつくる「いしかわ学生定着推進協議会」の主催。学生は昨年8月から半年にわたり21回の講座に参加し、事業計画の立案や営業の方法などを学んできた。22回目の今回は、金沢大や金沢工業大などから11人が参加。病院に理学療法士を派遣し、看護師の離職や休業の原因となっている腰痛をなくす事業など計10プランを発表した。

 「起業家シェアハウス」を提案した学生は、起業を目指す若者を支援する場を提供したいと説明。講師を務めたウィルフ(東京都渋谷区)の赤羽貢さんや学生からは「対象者の声はどれだけ聞けているのか」「早いうちに事業計画を詰め、人が集まらないなら方向性を変えた方がいい」などといった質問やアドバイスがあった。 (田中美知生)

(2017年1月29日 北陸中日新聞朝刊17面より)

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