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2016.12.07
「世界の成長取り込め」 中京大・公開講座 来年の経済議論
中京大の公開講座・景気シンポジウム「来年の経済見通し」(中京大、中部経済同友会主催、中日新聞社後援)が6日、名古屋市内のホテルで開かれ、約1100人が耳を傾けた。
パネリストとして、中部経済産業局の波多野淳彦局長、中日本高速道路の宮池克人社長、東朋テクノロジーの富田英之社長、中京大経済学部の内田俊宏客員教授が登壇した。
波多野局長は来年の経済成長率について「前年比で世界は3%、日本は1%と予想されている。世界の3%をいかに日本に取り込んでいくかが重要だ」と話し、輸出拡大や訪日外国人の消費増を課題に挙げた。
富田社長は人工知能(AI)の登場で働き方の手順を考える作業が人間からコンピューターに置き換わっていると指摘。「知的労働の産業革命が起きている。この転換点に社会で何を受け継ぎ、何を変えるか整理すべきだ」と指摘した。
宮池社長は「景気回復に合わせ大型車の交通量が増えているが、渋滞や道路の老朽化への対策が課題」と述べ、高速道路の3車線化や改修工事を説明した。
(2016年12月7日 中日新聞朝刊9面より)
パネリストとして、中部経済産業局の波多野淳彦局長、中日本高速道路の宮池克人社長、東朋テクノロジーの富田英之社長、中京大経済学部の内田俊宏客員教授が登壇した。
波多野局長は来年の経済成長率について「前年比で世界は3%、日本は1%と予想されている。世界の3%をいかに日本に取り込んでいくかが重要だ」と話し、輸出拡大や訪日外国人の消費増を課題に挙げた。
富田社長は人工知能(AI)の登場で働き方の手順を考える作業が人間からコンピューターに置き換わっていると指摘。「知的労働の産業革命が起きている。この転換点に社会で何を受け継ぎ、何を変えるか整理すべきだ」と指摘した。
宮池社長は「景気回復に合わせ大型車の交通量が増えているが、渋滞や道路の老朽化への対策が課題」と述べ、高速道路の3車線化や改修工事を説明した。
(2016年12月7日 中日新聞朝刊9面より)