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2016.07.14
架空の美術展 図録展示 碧南の美術館 名古屋造形大生ら
碧南市藤井達吉現代美術館の収蔵品を題材に、名古屋造形大(小牧市)の学生9人が、独自の切り口で美術展を構想し、図録を作った。巻末に架空の関連商品を載せるなど凝ったものもあり、若者らしい感性が光る。図録は美術館で31日まで展示されている。
9人は学芸員資格の取得に必要な科目「美術史実習」を選択した3、4年生。指導する江本菜穂子教授が、学芸員には美術展の企画力が必要として、図録と子ども向けの観覧資料の制作を課した。
美術館が所蔵する碧南市出身の芸術家藤井達吉の多数の作品について、学生たちは正規の図録や常設展示を通して研究。「食」「金」「24時間」などのテーマに沿って、架空の美術展を企画し、その図録を作った。子ども向けの観覧資料は絵本やクイズ付きのイラスト集、芋版を並べたものもあった。
江本教授は「粗削りだが、自由な若者の発想を見てほしい」と話している。(片山健生)
(2016年7月14日 中日新聞朝刊西三河版より)
9人は学芸員資格の取得に必要な科目「美術史実習」を選択した3、4年生。指導する江本菜穂子教授が、学芸員には美術展の企画力が必要として、図録と子ども向けの観覧資料の制作を課した。
美術館が所蔵する碧南市出身の芸術家藤井達吉の多数の作品について、学生たちは正規の図録や常設展示を通して研究。「食」「金」「24時間」などのテーマに沿って、架空の美術展を企画し、その図録を作った。子ども向けの観覧資料は絵本やクイズ付きのイラスト集、芋版を並べたものもあった。
江本教授は「粗削りだが、自由な若者の発想を見てほしい」と話している。(片山健生)
(2016年7月14日 中日新聞朝刊西三河版より)