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学生活動 2025.06.17
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農作物獣害防止へ学生ら一役 美濃加茂の耕作放棄地 ボランティア 竹林伐採

記念撮影する学生と金谷里山整備支隊のメンバー=美濃加茂市山之上町で
同地区は市中心部から離れた山あいの30戸ほどの集落。耕作放棄地が竹林となって荒れ、山から来るイノシシなどの野生動物の隠れる場所になり、農作物の被害が頻発している。この日はあいにくの雨の中、岐阜医療科学大と中部学院大(いずれも本部・関市)の学生計7人が参加。軍手とゴーグル、ヘルメットを着用し、のこぎりで竹を根元から切り出していった。
岐阜医療科学大3年の服部蓮門(れんと)さん(20)=関市東新町=は「参加して初めて獣害の話を知った。やりがいがある」。同大2年の吉田日向さん(20)=美濃市極楽寺=は「竹が倒れる方向を考えながら切るのが大変だった。少しでも役に立てればうれしい」と話した。
整備支隊長の井戸澄さん(60)は「地域は若いパワーでとても助かっている」と感謝していた。(山本真嗣)
(2025年6月17日 中日新聞朝刊中濃版より)