進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2016.04.11

愛知大学野球2部リーグ 中尾 圧巻の11K スカウト注目の名経大左腕

■146キロ、制球も威力も十分

 愛知大学野球2部リーグは10日、愛知県豊田市の愛工大グラウンドなどで2回戦6試合が行われた。名経大は愛工大に1−3で敗れたが、プロ注目の148キロ左腕・中尾輝(ひかる)投手(4年・杜若)が8球団11人のスカウトの前で11奪三振と好投した。また、今季初登板の愛工大・近藤凌太投手(4年・日本航空)も146キロを計測するなどアピールした。

 敗れたものの、能力の高さを見せつけた。名経大の中尾は3回の3失点を悔やんだが、「4回以降は楽にストライクを取れた。内角の真っすぐには自信がある」。4連続を含む11三振を奪って完投した。収穫はあった。

 右打者の内角に食い込む直球を軸にスライダーやシュート、チェンジアップを投げ分ける。直球は巨人のスピードガンで146キロを計測。制球も威力も十分だった。

 10球団が集結した2日の開幕戦で自己最速の148キロをマーク。この日も愛工大の150キロ右腕・近藤との投げ合いとあって、8球団のスカウトがネット裏に陣取った。

 巨人・藤本スカウトは「左腕でコントロールもいいし、どの球種でも腕を振れる。ことしの左投手では全国的に見ても上の方」と高評価。3人態勢で視察したソフトバンク・永山チーフスカウトは「けん制やクイックなど課題もあるが、もう少し力が付いてくれば面白い」と期待を込めた。

 「注目を力に変えている」と中尾。中日・大野にあこがれる左腕が、名経大初のプロ野球選手になる可能性は十分にある。 (麻生和男)

■久々実戦で146キロ 愛工大の近藤

 右手小指の骨折で出遅れていた愛工大の150キロ右腕・近藤は先発で5イニングを3安打1失点。1カ月ぶりの実戦を「制球が悪かった。満足できない」と振り返ったが、直球は146キロを計測した。楽天・山田スカウトは「ボールに角度があるし、切れもある。状態はさらに上がってくるのでは」と187センチ、87キロの大型投手を評価した。

【A組】
▽2回戦(1勝1敗)
愛工大 003000000―3
名経大 000010000―1
(愛)近藤、中谷−小林
(名)中尾−佐野、園田、宇地原

▽2回戦(名商大2勝)
同朋大 000000010―1
名商大 00100300x―4
(同)武藤−山本
(名)富田−松井

▽2回戦(東海学園大2勝)
星城大 00002000―2
東海学園大 11030013―9
(8回コールドゲーム)
(星)安井、肥塚、若林、杉田−手塚
(東)児嶋−橋本康

【B組】
▽2回戦(愛知学泉大2勝)
名産大 000000000―0
愛知学泉大 00000100x―1
(名)枝、長田−浜中
(愛)三谷−南崎

▽2回戦(1勝1敗)
愛院大 000100000―1
愛知東邦大 000010001―2
(院)曽田、山田−西川
(東)小松、田中−森

▽2回戦(1勝1敗)
至学館大 101100000―3
名院大 40010001x―6
(至)夏目、伊藤、彦坂−吉村
(名)中野−谷岡
本塁打山崎(至)

▼中尾輝(なかお・ひかる) 1994(平成6)年9月14日生まれの21歳。名古屋市南区出身。180センチ、80キロ、左投げ左打ち。春日野小4年から野球を始め、桜田中では津島ボーイズに所属。杜若高では1年秋からベンチ入りし、3年夏は16強。名経大では2年春から先発で登板。

(2016年4月11日 中日スポーツ9面より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ