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中日新聞掲載の大学記事

2015.08.06

投票率向上など提案 金沢工大生 野々市の課題探る

 金沢工業大2年生が野々市市の課題解決策を探った授業の成果発表が5日、市役所であった。投票率向上、将来人口、応急仮設住宅の供給、市公式キャラクター「のっティ」の知名度アップの4テーマについて、学生チームが市に提案した。

 投票率向上策は情報フロンティア学部メディア情報学科の大本英幸さん(19)ら4人が発表した。

 同大がある市第二投票区は県内で最も投票率が低いとされる地区。大本さんらはまず学生の投票率を上げるための方策を考えた。

 若年層に絞った選挙啓発の方策として、画像をふんだんに取り入れた選挙ウェブページの制作や、QRコードで選挙ウェブに接続することができるポスター製作を提案した。

 学生からは「政治に対する関心はあっても投票行動に結びついていない」「投票を経験することで、習慣づけられるのではないか」との意見が出た。

 発表を聞いた市は「市の選挙啓発は全年齢が対象。大学側が学生向け選挙啓発コンテンツを独自に制作してくれたらありがたい」と期待した。 (松本芳孝)

(2015年8月6日 北陸中日新聞朝刊白山・加賀版より)
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