進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2014.03.04

「A・F・O」製作 裏話紹介 愛工大で映画試写と報告会 

 愛知工業大(豊田市)の学生有志が、映画監督の堤幸彦さんの協力のもと製作し、東海地区の一部映画館で公開が始まっている「A・F・O〜All For One」の製作活動報告会が同大八草キャンパスであった。

 「A・F・O」は、映画作りを通して学生に「ものづくり」を体験してもらおうと、愛工大を運営する名古屋電気学園の創立100周年(2012年)記念事業として企画された。

 愛工大のサッカー部を舞台に、サッカーを通した日本人と外国人の友情を描くとともに、みんなで力を合わせて困難を乗り越えるという内容。昨年4月から、学生約100人が製作スタッフとして参加してきた。

 報告会には、学校関係者ら約150人が参加。映画を試写した後、学生が撮影や大道具作り、俳優の管理、宣伝といった各部門ごとに活動を振り返った。

 愛工大ではチェック柄を着ている人が多かったことから、映画にも反映させたことなどを紹介。ブラジルのレストランのシーンでは、小道具の瓶のラベルに、スタッフの名前などをブラジル語や英語で記しているなどのエピソードを紹介した。学生リーダーの機械学科1年石塚祭さんは「多くの助けがあって成功させることができた」と完成を喜んだ。

(2014年3月4日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ