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中日新聞掲載の大学記事

2013.08.08

富山県立大 国事業に採択 自治体と連携し社会貢献

 富山県立大(射水市)は7日、文部科学省の事業「地(知)の拠点整備事業」(COC事業)に採択されたと発表した。事業を始める今年9月から最大5年間で、計1億2957万円の助成を申請している。

 COCは、センター・オブ・コミュニティーの略。大学などが自治体と連携し、本年度からの最大5年間で社会貢献を進める取り組み。

 県立大は「『工学心』で地域とつながる『地域協働型大学』の構築」をテーマに、県と射水市、富山市、黒部市、南砺市、入善町と連携。学長直属のCOC推進本部を新設し、地域と大学をつなぐための大学や企業OBによるコーディネーターを3人ほど配置する。学生の主体的な社会参画や課題解決力の育成を目指し、地域での交流や協働の促進を図る体制をつくる。助成額は今後、文科省との調整で変更されることもある。

 採択されたのは、申請があった全国319件(342大学)のうち、52件(56大学)。北陸3県では県立大のほか、金沢大と福井大、金沢工業大が選ばれた。(石井真暁)

(2013年8月8日 北陸中日新聞朝刊富山版より)
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