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中日新聞掲載の大学記事

2013.06.27

浴衣、忍者・・・日本文化体感 ASEAN加盟10カ国 大学生が三重大生と交流

 外務省の青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環で来日している東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の大学生が26日、津市の三重大で学生たちと交流し、日本文化を体感した。

 ASEAN各国で社会科学分野を学ぶ計360人が23日から30日まで日本に滞在。「岐阜・三重」「京都・奈良」「福岡・長崎・熊本」の3グループに分かれ、自治体・企業訪問や大学生、住民らとの交流を体験する。

 このうち三重を訪れたのは計60人で、30人ずつが二手に分かれて別々に行動。28日夕までの間、鈴鹿国際大の学生との交流や真珠養殖の見学などを楽しむ。

 三重大を訪れた18〜26歳の30人は、昨年完成した環境・情報科学館で約50人の三重大生と交流。折り紙や日本の食文化など6つのテーマに沿い、会話を弾ませた。浴衣や忍者の服装をまとい、写真撮影に興じる姿も見られた。

 ブルネイ・ダルサラーム大のフェリックス・リー・ゼン・ヤンさん(21)は「近い将来、日本の学生も自分たちの国を訪れ、理解を深めてほしい」と笑顔で話した。(相馬敬)

(2013年6月27日 中日新聞朝刊広域三重版より)
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