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中日新聞掲載の大学記事

2013.06.26

不破高校の生徒 大学の講義体験 岐阜経済大で高大連携

 岐阜経済大(大垣市)で25日、高大連携教育協定を結ぶ県立不破高校(垂井町)の生徒に大学の講義を体験してもらう「学び塾」があった。

 不破高からは2年生95人が参加。石原健一学長は「少し背伸びをして大学生になったつもりで授業を聴いて」と呼びかけた。生徒たちは関心のある講義を選んで受けた。

 経営系では大野貴司経営学部准教授が、即席麺メーカーの製品開発事例をもとに講義を進め、40年以上前にカップ麺が誕生して以来ロングセラーとなっている点を説明。消費者が何を求めているか把握し、購入につなげる広告戦略の必要性を分かりやすく説いた。

 青山大輔君(16)は「何げなく食べている即席麺の深い歴史を知った。あらゆることを学び、将来への糧にしたい」と感想を話した。

 学び塾ではほかに、垂井町や大垣市の産業史やフリーソフトでの名刺作り、福祉に焦点を当てた講義もあった。(山本克也)

(2013年6月26日 中日新聞朝刊西濃版より)
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