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2013.06.23
死亡事故抑止へ知恵 県警 アドバイザー3人委嘱
交通死亡事故を食い止めようと、県警は21日、「交通死亡事故抑止対策アドバイザー」の委嘱式を県警本部で開き、学識者ら3人に委嘱した。任期は2015年3月末まで。
アドバイザーを委嘱されたのは、豊田工業高専名誉教授の荻野弘さん(交通工学)、中京大講師の岸田孝弥さん(交通心理学)、名古屋大大学院教授の中村英樹さん(交通計画)。
県内の交通事故死者数は昨年まで10年連続全国ワーストで、県警は今年から、事故対策としてアドバイザー制度を導入。3人は県警提供の事故データの分析や事故現場の視察を通して、県警と共に抑止のための対策に努める。
委嘱式には荻野さんと岸田さんが出席。沖田芳樹本部長が「先生方の専門的知見や助言をいただき、1件でも死亡事故を減らしたい」と、委嘱状を手渡した。荻野さんは「専門知識を生かし、事故データを提供してもらい対策を考えたい」、岸田さんは「高齢者や小中学生の交通安全教育をメーンに取り組みたい」と語った。
県警によると、20日現在、県内の交通事故死者数は106人(前年比3人増)。死者の約半数を高齢者が占めている。 (蜘手美鶴)
(2013年6月23日 中日新聞朝刊県内版より)
アドバイザーを委嘱されたのは、豊田工業高専名誉教授の荻野弘さん(交通工学)、中京大講師の岸田孝弥さん(交通心理学)、名古屋大大学院教授の中村英樹さん(交通計画)。
県内の交通事故死者数は昨年まで10年連続全国ワーストで、県警は今年から、事故対策としてアドバイザー制度を導入。3人は県警提供の事故データの分析や事故現場の視察を通して、県警と共に抑止のための対策に努める。
委嘱式には荻野さんと岸田さんが出席。沖田芳樹本部長が「先生方の専門的知見や助言をいただき、1件でも死亡事故を減らしたい」と、委嘱状を手渡した。荻野さんは「専門知識を生かし、事故データを提供してもらい対策を考えたい」、岸田さんは「高齢者や小中学生の交通安全教育をメーンに取り組みたい」と語った。
県警によると、20日現在、県内の交通事故死者数は106人(前年比3人増)。死者の約半数を高齢者が占めている。 (蜘手美鶴)
(2013年6月23日 中日新聞朝刊県内版より)