HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2013.06.18
ショートストーリー受賞作映像化監督 大賞「なごやの喫茶店」 短編で実績 野村さんに
■佳作「点の世界」 名学芸大生が制作へ
名古屋を舞台にした短編小説のコンテスト「ショートストーリーなごや」の第6回受賞作品を映像化する映画監督が決まり、実行委員会が17日発表した。9月に撮影開始、来年2月に完成披露会が開かれる。 (朝田憲祐)
大賞受賞作で、名古屋駅近くの喫茶店を舞台に家族の秘密が徐々に明らかになっていく物語「なごやの喫茶店」(大平茉衣子さん作)は、短編映画を撮り続けている東京都出身の野村美奈子さん(30)が監督を務める。2012年に制作した「おごりの春」は知多半島映画祭で入選した。
撮影にあたり「原作を読んだ時、思わず自分を重ね、縁を感じた。精いっぱい、私なりの名古屋を表現していこうと思う」とコメントした。
港図書館での不思議な情景を描写した佳作の「点の世界」(加藤恵美子さん作)は、名古屋学芸大メディア造形学部映像メディア学科が制作。「ファンタジーとミステリーが入り交じったような作風で、読むとドキドキする。作品の最後に感じた“めまい”を何とか映像にできれば。ゼミ生が一丸となってつくり上げたい」と意気込んでいる。
大須商店街での恋人手前の若い男女のやりとりを描いた佳作の「ばあちゃんのパンツ」(丹羽一美さん作)は、東京工芸大芸術学部映像学科が制作する。
ショートストーリーなごやは、市や中日新聞社などでつくる実行委員会の主催で、監督を公募していた。映画監督で脚本家の熊澤尚人・選考委員長は、「なごやの喫茶店」の監督を務める野村さんに、「原作に敬意を払いながらも、味わい深い作品にして」とエールを送る。
(2013年6月18日 中日新聞朝刊市民版より)
名古屋を舞台にした短編小説のコンテスト「ショートストーリーなごや」の第6回受賞作品を映像化する映画監督が決まり、実行委員会が17日発表した。9月に撮影開始、来年2月に完成披露会が開かれる。 (朝田憲祐)
大賞受賞作で、名古屋駅近くの喫茶店を舞台に家族の秘密が徐々に明らかになっていく物語「なごやの喫茶店」(大平茉衣子さん作)は、短編映画を撮り続けている東京都出身の野村美奈子さん(30)が監督を務める。2012年に制作した「おごりの春」は知多半島映画祭で入選した。
撮影にあたり「原作を読んだ時、思わず自分を重ね、縁を感じた。精いっぱい、私なりの名古屋を表現していこうと思う」とコメントした。
港図書館での不思議な情景を描写した佳作の「点の世界」(加藤恵美子さん作)は、名古屋学芸大メディア造形学部映像メディア学科が制作。「ファンタジーとミステリーが入り交じったような作風で、読むとドキドキする。作品の最後に感じた“めまい”を何とか映像にできれば。ゼミ生が一丸となってつくり上げたい」と意気込んでいる。
大須商店街での恋人手前の若い男女のやりとりを描いた佳作の「ばあちゃんのパンツ」(丹羽一美さん作)は、東京工芸大芸術学部映像学科が制作する。
ショートストーリーなごやは、市や中日新聞社などでつくる実行委員会の主催で、監督を公募していた。映画監督で脚本家の熊澤尚人・選考委員長は、「なごやの喫茶店」の監督を務める野村さんに、「原作に敬意を払いながらも、味わい深い作品にして」とエールを送る。
(2013年6月18日 中日新聞朝刊市民版より)