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2013.06.15
愛知県男子アマゴルフ 愛大2年・岡本逆転V
国体派遣選手の選考を兼ねた第16回愛知県男子アマチュアゴルフ選手権(中日スポーツ後援)は14日、愛知県豊田市のセントクリークゴルフクラブ(6963ヤード、パー72)で36ホールストロークプレー後半の決勝を行い、岡本兼汰(岡崎市=愛大2年)が67をマークし通算6アンダーで優勝した。なお、1打差2位の斉藤亘(長久手市)と1打差3位の木下貴文(蟹江町)が国体派遣選手に決まった。また、ミッド1位は総合4位の神谷茂(高浜市)だった。
■強気パット決める
身長164センチと小柄だが、心臓はでっかい。この日、7バーディー、2ボギーの5アンダーをマークして逆転優勝した岡本の勝因は強気のパットだった。「ロングパットを打ち過ぎて3パットもあったけど、よく入ってくれました」
勝負の分かれ目は17番のパー3。斉藤と通算5アンダーで並んで迎えたこのホールで、1組前をいく岡本は奥のバンカーに入れた。ピンまで下りでボギー覚悟の状況だったが、ピン下2メートルに寄せたパーパットを強めに打って入れた。ボールがカップで1回転するほどだった。対して斉藤はこのホールでグリーン左に外し、1メートル半に寄せたが、入れられなかった。
高校2年生で制した佐々部杯以来の優勝に岡本は「一生懸命にやってよかった」と笑顔。昨年に続く愛知県の国体選手になったが「昨年の国体は初日2位だったのに2日目ズッコケちゃって」と照れる。来週から北海道で全国大学対抗戦も控えている。「(3位の)木下先輩も調子がいいし、中部の大学として頑張りたいですね」と意気込んだ。 (児玉光雄)
(2013年6月15日 中日スポーツ9面より)
■強気パット決める
身長164センチと小柄だが、心臓はでっかい。この日、7バーディー、2ボギーの5アンダーをマークして逆転優勝した岡本の勝因は強気のパットだった。「ロングパットを打ち過ぎて3パットもあったけど、よく入ってくれました」
勝負の分かれ目は17番のパー3。斉藤と通算5アンダーで並んで迎えたこのホールで、1組前をいく岡本は奥のバンカーに入れた。ピンまで下りでボギー覚悟の状況だったが、ピン下2メートルに寄せたパーパットを強めに打って入れた。ボールがカップで1回転するほどだった。対して斉藤はこのホールでグリーン左に外し、1メートル半に寄せたが、入れられなかった。
高校2年生で制した佐々部杯以来の優勝に岡本は「一生懸命にやってよかった」と笑顔。昨年に続く愛知県の国体選手になったが「昨年の国体は初日2位だったのに2日目ズッコケちゃって」と照れる。来週から北海道で全国大学対抗戦も控えている。「(3位の)木下先輩も調子がいいし、中部の大学として頑張りたいですね」と意気込んだ。 (児玉光雄)
(2013年6月15日 中日スポーツ9面より)