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2008.08.28
「五輪メダル 応援のおかげ」 大府 吉田選手らパレード
北京五輪女子レスリングのメダリスト吉田沙保里(25)、伊調千春(26)、伊調馨(24)の3選手が28日、母校の中京女子大がある愛知県大府市に凱旋(がいせん)し、祝勝パレードで市民から熱烈な祝福を受けた。
3人は卒業後も栄和人監督の下、同大で練習。前回アテネに続き、吉田選手と伊調馨選手が金、伊調千春選手が銀を獲得した。
3人と栄監督はオープンカーに乗り、午後1時にJR大府駅を出発。市役所までの600メートルを30分かけてパレードした。沿道を埋めた市民が「おめでとう」と声を掛けるのに応え、笑顔で手を振り続けた。
これに先立って中京女子大で報告会があり、吉田選手は「連勝が途絶え、大会前は今までにない緊張や不安を感じた。苦しい思いをしたからこそ金が取れた。これからまた頑張るので応援を」と意欲をみなぎらせた。伊調千春選手は満面の笑みを浮かべ「結果は銀だったが、金を超えた銀。支えてくれた皆さんにも金メダルをあげたい」と述べた。
進退が注目される妹の馨選手は「金メダルは1人の力では取れないことがあらためて分かった」と笑顔で感謝する一方、「これから先のことはまだ分からない。何でも一生懸命取り組んでいきたい」と話した。
(2008年8月28日 中日新聞夕刊13面より)
3人は卒業後も栄和人監督の下、同大で練習。前回アテネに続き、吉田選手と伊調馨選手が金、伊調千春選手が銀を獲得した。
3人と栄監督はオープンカーに乗り、午後1時にJR大府駅を出発。市役所までの600メートルを30分かけてパレードした。沿道を埋めた市民が「おめでとう」と声を掛けるのに応え、笑顔で手を振り続けた。
これに先立って中京女子大で報告会があり、吉田選手は「連勝が途絶え、大会前は今までにない緊張や不安を感じた。苦しい思いをしたからこそ金が取れた。これからまた頑張るので応援を」と意欲をみなぎらせた。伊調千春選手は満面の笑みを浮かべ「結果は銀だったが、金を超えた銀。支えてくれた皆さんにも金メダルをあげたい」と述べた。
進退が注目される妹の馨選手は「金メダルは1人の力では取れないことがあらためて分かった」と笑顔で感謝する一方、「これから先のことはまだ分からない。何でも一生懸命取り組んでいきたい」と話した。
(2008年8月28日 中日新聞夕刊13面より)