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2008.07.12
安心できる育児環境を 大垣でセミナー 働く女性と少子化講演
大垣市男女共同参画セミナーが11日、同市総合福祉会館で開かれ、市民ら約80人が働く女性の増加と出生率の関係などについて考えた。
市民への意識啓発のために大垣市が主催し今回は本年度第1回のセミナー。名古屋経済大経済学部の吉田啓子教授が講師となり、「ワーク・ライフ・バランス なぜ必要?」と題して講演した。
吉田教授は、政府が少子化対策として推進する「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」について説明。少子化が止まらない理由には「働く女性の晩婚化や競争原理の浸透、企業の雇用体制の変化などが子育てを非常に窮屈にしている」と指摘した。
英、仏、スウェーデン各国の子育て・経済支援の例を挙げて「働く女性が増えると出生率が下がると言われるが、まず安心して子どもが生める環境づくりが必要」などと話した。(中平雄大)
(2008年7月12日 中日新聞朝刊西濃版より)
市民への意識啓発のために大垣市が主催し今回は本年度第1回のセミナー。名古屋経済大経済学部の吉田啓子教授が講師となり、「ワーク・ライフ・バランス なぜ必要?」と題して講演した。
吉田教授は、政府が少子化対策として推進する「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」について説明。少子化が止まらない理由には「働く女性の晩婚化や競争原理の浸透、企業の雇用体制の変化などが子育てを非常に窮屈にしている」と指摘した。
英、仏、スウェーデン各国の子育て・経済支援の例を挙げて「働く女性が増えると出生率が下がると言われるが、まず安心して子どもが生める環境づくりが必要」などと話した。(中平雄大)
(2008年7月12日 中日新聞朝刊西濃版より)