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2011.10.03
愛知大学野球 森本6イニング1失点初勝利 名商大今季初の勝ち点
名商大は先発の森本俊(2年・箕島)が6イニングを1失点(自責0)と好投。愛工大に連勝し、今季初の勝ち点を挙げた。名城大は愛大に逆転勝ちし、1勝1敗のタイとした。名城大は今季6戦目で初勝利。
■大野の好投刺激に
名商大の森本が自身初勝利を手にした。チームメートの大野裕瑛が1日に初勝利。これが刺激になった。「僕も早く勝ちたかった。意識しました」。同じ2年生で大野が大分・三重総合高出身。森本は箕島高出身。森本は高校時代はエースで、センバツ8強という輝かしい実績の持ち主だから、焦りがなかったとは言えない。
今季3度目の登板。この日は6回まで投げて被安打4、失点1(自責点0)。7回から、マウンドを大野に任せて戦況を見守った。勝利が決まると「長かった」。実感だろう。「リリーフに上野さん(4年)や大野がいる。いけるだけいくつもりで最初から飛ばした」と話した。
初勝ち点に貢献した森本について、中村順司監督(65)は「のらりくらりで、相手打線もリズムが狂ったのでは。的を絞らせなかった」と投球を分析。「一つ一つ選手たちが開き直ってやってきた。これで乗れそう」と笑顔を見せた。 (近藤昭和)
■黒沢が逆転打 6戦目で初白星 名城大
名城大が今季6戦目で初白星。「ほっとしました」と松永監督は笑顔を見せた。「連敗中はいつ選手が投げやりになるかと思っていたけど、辛抱強くやってくれた」と感謝する。監督がこの試合のヒーローに挙げたのが、8回に遊撃強襲の逆転打を放った黒沢。「真ん中まっすぐ。思い切っていきました」と息を弾ませた。
開幕直前、黒沢はバント練習で左手中指を痛め3針縫った。故障が長引き、この日が初出場。5連敗中はスタンドから見ていた。試合後は「明日勝たないと、今日勝った意味がない。試合に出られたら打ちたい」と力を込めた。
◇2回戦(名商大2勝)
名商大 100130100―6
愛工大 000001100―2
◇2回戦(1勝1敗)
名城大 000000020―2
愛 大 000001000―1
(2011年10月3日 中スポーツ11面より)
■大野の好投刺激に
名商大の森本が自身初勝利を手にした。チームメートの大野裕瑛が1日に初勝利。これが刺激になった。「僕も早く勝ちたかった。意識しました」。同じ2年生で大野が大分・三重総合高出身。森本は箕島高出身。森本は高校時代はエースで、センバツ8強という輝かしい実績の持ち主だから、焦りがなかったとは言えない。
今季3度目の登板。この日は6回まで投げて被安打4、失点1(自責点0)。7回から、マウンドを大野に任せて戦況を見守った。勝利が決まると「長かった」。実感だろう。「リリーフに上野さん(4年)や大野がいる。いけるだけいくつもりで最初から飛ばした」と話した。
初勝ち点に貢献した森本について、中村順司監督(65)は「のらりくらりで、相手打線もリズムが狂ったのでは。的を絞らせなかった」と投球を分析。「一つ一つ選手たちが開き直ってやってきた。これで乗れそう」と笑顔を見せた。 (近藤昭和)
■黒沢が逆転打 6戦目で初白星 名城大
名城大が今季6戦目で初白星。「ほっとしました」と松永監督は笑顔を見せた。「連敗中はいつ選手が投げやりになるかと思っていたけど、辛抱強くやってくれた」と感謝する。監督がこの試合のヒーローに挙げたのが、8回に遊撃強襲の逆転打を放った黒沢。「真ん中まっすぐ。思い切っていきました」と息を弾ませた。
開幕直前、黒沢はバント練習で左手中指を痛め3針縫った。故障が長引き、この日が初出場。5連敗中はスタンドから見ていた。試合後は「明日勝たないと、今日勝った意味がない。試合に出られたら打ちたい」と力を込めた。
◇2回戦(名商大2勝)
名商大 100130100―6
愛工大 000001100―2
◇2回戦(1勝1敗)
名城大 000000020―2
愛 大 000001000―1
(2011年10月3日 中スポーツ11面より)