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中日新聞掲載の大学記事

2011.08.20

名古屋芸大と協定へ 常滑市 地域活性化など協力

 常滑市は19日、名古屋芸術大(北名古屋市)と包括的な連携協定を結び、芸術や地域活性化など幅広い分野で協力関係を深めることを明らかにした。常滑市が大学と協定を結ぶのは初めてで、9月中に市役所で調印式を開く。

 名古屋芸術大は常滑の陶芸家を教授や講師に起用、やきもの散歩道にある大学の工房は、3年前に始まった秋のアート展「常滑フィールド・トリップ」の拠点になっている。音楽分野でも、学生や卒業生が市ジュニア吹奏楽団を指導、協力関係が長年続いている。協定は、4月に大学側から打診があり、準備を進めてきた。

 協定案では、地域社会と人材育成への貢献を目的に、相互に調整窓口を設けて連携の円滑化と発展を図る。大学側は、常滑の魅力を発掘して発信する企画や、廃止した保育園の活用などを提案しているという。

 同大は、小牧市と北名古屋市、岐阜県高山市とも同様の協定を結んでいる。(福本雅則)

(2011年8月20日 中日新聞朝刊尾張版より)
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