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お知らせ  2023.11.23

地域課題解決へ人材育成 県内3大学 行政、経済団体などと連携

SPARC-GIFU地域連携プラットフォームの結成会見に臨んだ伊藤代表(中)ら=岐阜市の岐阜大で

SPARC-GIFU地域連携プラットフォームの結成会見に臨んだ伊藤代表(中)ら=岐阜市の岐阜大で

 岐阜大(岐阜市)と中部学院大(関市)、岐阜市立女子短大は、地域課題の解決に貢献することを目的に、教育課程の再構築を進めている。経済や行政、金融の計14団体からなる「SPARC(スパーク)-GIFU地域連携プラットフォーム」を結成し、地域ニーズを吸い上げる土台を整えた。(川添智史)

 プラットフォームには、県中小企業家同友会や県、十六銀行などが参加し、産・官・学・金(金融)での連携となる。地域社会のニーズに合った人材像を検討する「運営協議会」を設け、3大学の教育課程に反映させる。

 20日には初会合があり、「地域社会での持続的な協働や共生を通じて自ら解決策を実践できる人材」を育てると決めた。今後は、「ユニコーン」(評価額10億ドル以上の未上場企業)の創出や事業継承を手がける人材について議論する。

 教育課程の再構築は、文部科学省に認定された「地域活性化人材育成事業(SPARC)」の一環で、昨年度から検討を進めてきた。3大学の連携を強め、アントレプレナーシップ(起業家精神)やデータサイエンスの科目を強化する。大学の枠を超えて履修できる科目も設け、来年度から順次開講する。

 大学ごとの再構築では、市立女子短大が本年度から県内の特色を学ぶ科目を開講するなど先行。岐阜大は来年度以降に本格化し、地域課題の解決を実践するプログラムを社会システム経営学環に新設することなどを計画している。中部学院大は、人間福祉学部とスポーツ健康科学部で互いの科目を履修可能にすることなどを検討し、2025年度から実施する。

 プラットフォーム代表に就いた長良川温泉女将(おかみ)会の伊藤知子会長は20日の結成会見で、「即戦力の輩出に貢献したい」と述べた。SPARCは27年度まで、国から年間最大9千万円の補助を受ける。

(2023年11月23日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)

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