熱戦を繰り広げる日本福祉大と日体大の選手たち＝名古屋市中川区のナゴヤ球場で

　学校法人日本福祉大（美浜町）の学園創立７０周年を記念した硬式野球の試合が２５日、名古屋市中川区のナゴヤ球場で開かれた。日体大と浜松日体高（浜松市）を招待し、日本福祉大と同大付属高校がそれぞれ対戦した。約４００人の関係者らが観戦した。

　日体大は首都大学野球秋季リーグ戦を制した強豪。日本福祉大は６回の守備で右翼手の山西莉生選手（１年）が、右前打の間に本塁を狙う相手の二塁走者を好送球で補殺。大きな歓声が湧いた。０－３で迎えた７回の攻撃では、代打の伊藤空吾選手（同）の右前適時二塁打で２点を返したが、後続を断たれ、２－３で敗れた。

　日本福祉大の徳山学監督（６２）は「人としての成長がチーム力の向上につながる。強豪大の野球に対する姿勢を見られたことは、選手にとって良い経験になった」と話した。高校の試合では７－１で浜松日体高に快勝した。

（2023年11月26日　中日新聞朝刊県内総合版より）