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お知らせ  2023.11.08

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「胚培養士」養成授業 開講 岐阜医療科学大

■不妊治療に貢献、倫理学ぶ

 岐阜医療科学大(岐阜県関市)は、不妊治療に貢献する民間資格「胚培養士」を養成する選択授業「生殖補助医療学」を開講した。2年かけて、技術とともに生命倫理を学ぶ。同大によると、医療系大学の学部教育で胚培養士に特化した授業は東海4県で初めて。

 胚培養士は受精卵を扱う専門職で、主に不妊治療に携わる。同大は体外受精などの治療技術や受精卵の凍結保存の方法などを教えるため、体外受精に使う実体顕微鏡と精子の形状や数などを確認する生物顕微鏡を計20台導入。7日に顕微授精に使う倒立顕微鏡1台を設置して、環境を整えた。

 昨年4月に不妊治療の保険適用が始まった一方で、胚培養士になるための実践的な教育を受けられる機関は少ない。選択授業は施設整備に並行して今年10月に開講。臨床検査学科2年生の78人が履修している。

 2020年に単発の特別講義を開いたところ学生の関心が高く、特別講義を続けながら設備や学習内容を詰めてきた。担当する永井慎准教授(51)は「正しい知識や技術が必要になる。生命倫理観を持って、理論的に考えられる学生を育てたい」と話した。

(2023年11月8日 中日新聞朝刊26面より)

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