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お知らせ  2023.07.26

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タイと愛知医大の看護学生ら交流 3年ぶり再開 交換留学の一環

坂本看護学部長(右)から記念品を受け取る留学生=長久手市岩作雁又の愛知医科大で

坂本看護学部長(右)から記念品を受け取る留学生=長久手市岩作雁又の愛知医科大で

 タイ東北部のマハサラカム大看護学部の学生らが24日、長久手市岩作雁又の愛知医科大を訪れ、同大の学生らと交流した。両大学間で2018年から実施する交換留学プログラムの一環。一行は28日まで滞在し、研究発表や学外の福祉施設の見学などをする。

 両大の看護学部は17年に基本合意契約を締結。18年から互いに短期留学生を受け入れてきたが、コロナ禍の影響で20年2月を最後に延期に。今年3月に愛知医科大の大学院生が現地を訪れ、3年ぶりに再開した。

 来日したのは、学部生6人、大学院生2人、教員5人の計13人。歓迎式典には、愛知医科大の坂本真理子学部長をはじめ教員や学生ボランティアら計31人が参加し、英語でそれぞれの大学の紹介などをした。自己紹介に日本語を盛り込み、拍手を受けるタイの学生もいた。

 今後は、学内の施設や地域包括支援センター、デイサービスセンターを見学するなどして日本の医療や看護を学ぶ。プログラムを担当する山本弘江准教授(56)は「互いに刺激を受ける機会になれば」と期待していた。(伊藤ちさと)

(2023年7月26日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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