県知事選での若者の投票率を上げようと、至学館大（大府市）の学生たちが２２日、名古屋市中区で投票を呼びかけた。２月５日の投開票に向け、学内外で活動を続ける。

　主権者教育に取り組む健康科学部の越智久美子准教授のゼミ生１３人が「若者の投票率を上げましょう」などと声を上げながら大須商店街を練り歩いた。路上でチラシも配り、４年の浜砂佑基さん（２２）は「投票率を上げて若者の思いを反映させたい」と話した。

　学生たちは、２８日も名古屋・栄から名駅にかけて呼びかけをする予定。大学キャンパス内で大型バスを活用した期日前投票所を開設することも計画している。越智准教授は「自分も投票に行ってみようという若者が１人でも増えてくれれば」と願った。

（2023年1月24日　中日新聞朝刊県内総合版より)