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イベント  2022.06.22

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プラごみ 貴重な資源だよ 愛知淑徳大生が紙芝居上演

児童らにプラスチック製のトレーの再利用後の用途を伝える大学生ら=長久手市勝入塚のリニモテラス公益施設で

児童らにプラスチック製のトレーの再利用後の用途を伝える大学生ら=長久手市勝入塚のリニモテラス公益施設で

 長久手市が19日に市内で開いた交流促進イベント「まざって長久手フェスタ」に、同市の愛知淑徳大の学生が「プラスチックはどこへ行くの?」と題して出展。紙芝居を上演し、プラごみの再利用について児童とともに考えた。

 同フェスタは初開催で、このうち市のリニモテラス公益施設では学生団体など6団体がワークショップなどを開いた。

 同大の有志12人は、児童20人に、プラスチック容器の食品トレーを持ってもらい「1から7の番号が書いてあるよ」と、三角形の中に数字が書かれたリサイクルマークを説明。紙芝居を見せながら「6番のトレーはエアコンの一部にもなるよ」「3番は水道管」などと伝えた。

 紙芝居を制作した創造表現学部3年の田中美妃(みさき)さん(20)は「市内ではごみ袋の値上げも議論されており、再利用後の用途を分かりやすく伝えて、リサイクルの意識を高めてほしかった」と狙いを話す。小学5年の児童(11)は「プラごみがいろんなものに使われていると知って驚いた。間違えて可燃に入れないように注意したい」と話した。(加藤慎也)

(2022年6月22日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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