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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2021.10.18

岐阜に!? 亜熱帯のチョウ クロマダラソテツシジミ

岐阜大で発見されたクロマダラソテツシジミ=岐阜市で

岐阜大で発見されたクロマダラソテツシジミ=岐阜市で

■岐阜聖徳学園大・川上教授が発見

 フィリピンや台湾などで見られる珍しいチョウ「クロマダラソテツシジミ」を、岐阜聖徳学園大(岐阜市)の川上紳一教授が岐阜市内で発見した。愛好家の間で人気がある一方、川上教授は「若いソテツの葉を食べて成長する。大切に育てている人は注意が必要」とも呼び掛けている。

 クロマダラソテツシジミは、奄美大島以南に生息する亜熱帯のシジミチョウ。2007年に兵庫県で確認されて以降、関西や愛知県などで毎年見られる。県内では17年ごろに初めて確認された。

 幼虫が裸子植物のソテツの若い葉を食べて成長するため、その周辺を飛び回っていることが多い。今回は今月上旬、岐阜聖徳学園大付属小学校や岐阜大などでソテツが食べられているのを川上教授が発見。現地で30~40匹を確認した。笠松町内でも目撃情報があるという。

 川上教授によると、クロマダラソテツシジミは寒さに弱く、越冬できないため南風に乗って飛来する。「今年は個体数が多く、日当たりの良い市街地で見つかっている。動態に波があるため、個体数の変化にしばらく注目する必要がある」と話している。(藤矢大輝)

(2021年10月18日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)

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