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お知らせ  2021.04.03

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学生にできる防犯対策は 守山署企画 金城学院大で座談会

防犯ブザーについて説明する署員(左)の話を聞く学生たち=守山区の金城学院大で

防犯ブザーについて説明する署員(左)の話を聞く学生たち=守山区の金城学院大で

 金城学院大(守山区)の学生が警察官と一緒に防犯について考える座談会が2日、同大であった。ストーカーや性犯罪の被害者になりかねない女子学生に防犯意識を高めてもらおうと、守山署が企画。話し合った防犯対策は同大ホームページ(HP)に掲載される。

 意見を交わしたのは、同大学生会の2~4年生の4人と署員4人。

 署員は身近な犯罪の発生や不審者情報を確認できる県警のスマートフォン向けアプリ「アイチポリス」などを紹介し、「春になると声掛けや付きまとい事案が増える傾向にある」と説明。学生たちは「小中学生のころには不審者の情報をよく聞いたが、大学生になると情報が入ってこない」と口をそろえた。

 「最寄り駅が知られないように交通系ICカードは裏にしてタッチしている」「ひったくり被害に遭わないように車道側でバッグは持たない」など、学生たちが日ごろ実践する防犯対策に署員が感心する場面も。防犯対策をHPに掲載する際には「防犯グッズは絵でなく実物の写真を見せて」「もっと目に飛び込んでくるような色を使った方がいい」と女子学生ならではの視点で助言していた。

 学生会の佐野愛莉会長(3年)は「女子学生にとって、防犯は関心のある話だと思う。話し合った内容をいろんな形でほかの学生にも伝えていきたい」と話した。 (土屋晴康)

(2021年4月3日 中日新聞朝刊市民版より)

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