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十二単 重くて大変…でもきれい 椙山女学園大で留学生が着付け
十二単(ひとえ)などの着付け体験・鑑賞会が1日、千種区星が丘元町の椙山女学園大星が丘キャンパスであった。外国人留学生らがモデルを務めた。
十二単の着付けや和作法を学ぶ同大のオープン講座の一環。西区で着付け教室を主宰する松本亀代子さん(71)が講師となり、オーストラリアからの交換留学生スキアズ・オリビアさん(19)に、2人がかりで「五衣(いつつぎぬ)」「唐衣(からぎぬ)」などの衣装を重ねていった。
衣装の重さは最終的には約13キロに。30分余にわたって身動きできなかったオリビアさんは「脚と、かつらが重くて頭も痛い」と言いながらも「きれいになれてうれしい」と笑顔だった。参加した受講生や同大の留学生も袖を通して楽しんだ。
今年の10月に行われる天皇陛下の「即位の礼」では、皇后さまが十二単に身を包む。
松本さんは「十二単の世界を知っていると、即位の儀式も分かりやすい。留学生には日本人の心意気を感じてもらえたら」と話した。 (神尾大樹)
(2019年7月2日 中日新聞朝刊市民版より)
十二単の着付けや和作法を学ぶ同大のオープン講座の一環。西区で着付け教室を主宰する松本亀代子さん(71)が講師となり、オーストラリアからの交換留学生スキアズ・オリビアさん(19)に、2人がかりで「五衣(いつつぎぬ)」「唐衣(からぎぬ)」などの衣装を重ねていった。
衣装の重さは最終的には約13キロに。30分余にわたって身動きできなかったオリビアさんは「脚と、かつらが重くて頭も痛い」と言いながらも「きれいになれてうれしい」と笑顔だった。参加した受講生や同大の留学生も袖を通して楽しんだ。
今年の10月に行われる天皇陛下の「即位の礼」では、皇后さまが十二単に身を包む。
松本さんは「十二単の世界を知っていると、即位の儀式も分かりやすい。留学生には日本人の心意気を感じてもらえたら」と話した。 (神尾大樹)
(2019年7月2日 中日新聞朝刊市民版より)